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空き家の売主が知っておくべき注意点

目次

最適な売却方法を選ばないと空き家が永遠に売れ残るので注意

最適な売却方法を選ばないと、空き家が永遠に売れ残ってしまうので注意してください。

空き家の売却方法には、大きく2種類あります。

「不動産仲介業者に売却活動(買主探し)を依頼する方法」と「専門の不動産買取業者に直接売却する方法」です。

前者は「仲介」などと呼ばれる、最もオーソドックスな不動産の売却方法です。仲介業者は、主にマイホームを探している一般の個人に向けて売却活動を行います。

一方、後者(「買取」「業者買取」と呼ばれる方法)は、専門の買取業者が売主から直接不動産を買い取る方法です。

このような特徴から、空き家の条件によって最適な売却方法は異なります。

あなたの空き家に最適な売却方法がわかるよう、それぞれ詳しく説明します。

マイホームとして需要がある空き家は仲介業者に売却活動を依頼

マイホームとして需要がある空き家を売却したいのであれば、仲介業者に売却活動を依頼しましょう。

マイホームとして需要がある空き家なら、市場価格前後の金額で一般の買手がつく可能性は十分にあるからです。

(市場価格)
一般に広く売却活動をした際、需要と供給が釣り合う価格。要するに売買契約が成立する価格。
仲介業者に売却活動を依頼するべき空き家の条件は、具体的に以下の通りです。

仲介業者に売却活動を依頼するべき空き家の例

・築年数が浅く建物が綺麗
・雨漏り等、明らかに破損・汚損している箇所がない
・最寄り駅や学校、病院まで徒歩圏内で生活に便利な立地

上記のような空き家は、仲介業者に売却活動を依頼し、市場価格前後での売却を目指しましょう。

マイホームとして需要がない空き家は買取業者に直接売却

マイホームとして需要がない空き家を売却したいのであれば、不動産買取業者に直接買い取ってもらいましょう。

マイホームとして需要がない空き家を、自身の住居を探している一般の買手に売り出しても一向に売却できません。永遠に売れ残るおそれも十分にあります。

一方、専門の買取業者の買取目的は、住居用ではなく事業用なので、マイホームとして需要がない空き家も積極的に買い取れます。

専門の買取業者は、一般の買手には需要がない空き家を事業用として活用する(収益化に繋げる)ノウハウを豊富に持っているのです。

具体的に、一般の買手に需要がなく、買取業者に買い取ってもらうべきなのは、「立地」と「建物の状態」が悪い空き家です。

(一般の買手に需要がない悪立地)

・最寄り駅が遠くて、車がないと生活がしにくい
・学校やオフィス街が遠くて通勤・通学に時間がかかる
・利用できるバスや電車の本数が少ない

(一般の買手に需要がない建物の状態の例)

・築年数が古く、建物の老朽化が目に見えてわかる
・雨漏り等のトラブルの可能性がある

建物の状態が悪い空き家は、リフォームや修繕してから一般の買主に売却すればいいと考えるかも知れません。

しかし、手を加えた空き家が売れ残ってしまったら、リフォームや修繕の費用は丸々赤字になってしまいます。

そのため、老朽化が著しい空き家も、そのままの状態で専門の買取業者に買い取ってもらうべきでしょう。

空き家を高く売るための買取業者の選び方

損しない買取業者の選び方をご紹介します。

空き家専門の買取業者を選ぶ

空き家専門の買取業者に買取を依頼しましょう。

というのも、専門の買取業者は、買取後の空き家の運用ノウハウや再販リストを豊富に持ち合わせているため、買い取った空き家を確実に収益化に繋げる自信があります。

それ故に、売主様から買い取る際も、空き家の買取実績がない買取業者より、強気な金額で買い取ることができます。

複数の買取業者に依頼

ピックアップした複数の買取業者に、査定を依頼しましょう。

複数の買取業者に依頼するのは、査定価格の比較対象を持つのはもちろん、担当者の態度から、業者の信頼度を測り、比較するためでもあります。

買取業者の中には、買取費用を銀行の融資に頼るつもりで用意していない買取業者や、直前に買取価格を変更してくる悪質な買取業者も存在します。

実際に電話などで買取業者に問い合わせ、売却の際の心配事などを相談し、以下の点に注目してみましょう。

・質問の答えに根拠があるか
・過剰な表現(「絶対」など)を使って売却を急かしたりしないか
・買取業者に直接売却する際のデメリット(仲介より買取価格が安くなる等)をきちんと説明してくれるか
・折り返しの電話やメールが遅すぎないか

1番信頼できると感じた担当者に交渉

1番信頼できると感じた買取業者が、1番高い見積額を提示してくれた場合は、迷わずその買取業者に依頼しましょう。

ただ、高い買取金額に惹かれて、担当者の信頼度を測るのを怠ってはいけません。

1番信頼できると感じた買取業者と、1番高い見積額を提示してくれた買取業者が異なるのであれば、前者に1番高い見積額を提案してみましょう。

交渉通りの金額になるとは限りませんが、誠実な買取業者であればできる限りのことをしてくれるはずです。

交渉額で買い取れないのであれば、その理由を教えてくれることもあるでしょう。

数万円の誤差であれば、1番高い見積額を提示してくれた買取業者より、1番信頼できると感じた買取業者に依頼した方が安心です。

後から買取金額を下げられたり、契約不適合責任がついていなかった等の問題が発生するのを回避するためです。

まとめ

空き家を売却する際に絶対に知っておくべき注意点を、網羅的に解説しました。

結論、空き家売却の際に最も注意するべきことは、自身の空き家の条件や状態に合った売却方法を選ぶことです。

売りたい空き家に合った売却方法を選ばなければ、そもそも売却できず、永遠に売れ残るおそれがあるからです。

例えば、老朽化していたり、生活するうえで不便な立地にある空き家は、住居としての需要がないため、なかなか個人の買手がつきません。

なので、住居としての需要がない空き家は、専門の買取業者に直接売却するべきでしょう。

弊社MYKプランニング株式会社をはじめとする専門の買取業者は、住居として需要がない空き家も確実に買い取れます。

ご相談と査定は無料ですので、どうぞお気軽にお問い合わせください。

我々が皆様のお力になれれば幸いです。

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